【沖縄でおすすめの島といえばここ!】未知の楽園”粟国島”!旅の魅力やおすすめスポット、浜辺のキャンプ場を紹介します!

沖縄本島から北西に約60km、船で約2時間の旅を経て、別名「ソテツの島」とも呼ばれる粟国島(あぐにじま)に到着します。この島は、映画「ナヴィの恋」の舞台となり、一躍注目を浴びました。

その名前の由来は、かつて粟(あわ)の栽培が盛んに行われていたことから来ているそうです。

粟国島は、周囲約12km、面積7.64kmの小さな島ですが、その自然の美しさは圧巻です。
西側は高く、東に向かって次第に低くなっていき、遠くから見ると巨大なクサビのように見えます。
この独特の地形は、昔の隆起運動と海水の侵食作用によって形成されました。

島の北西側から筆ん崎をまわって粟国港にかけての南海岸には、海食崖と呼ばれる崖が見られます。
これは海水の侵食作用によってできたもので、削られて平らになった部分を波食台といいます。
また、島の東海岸には高さが15mほどの砂丘が発達しています。
これは風によって海から有孔虫(鉱物質・石灰質の殻を持つ微生物)などの砂が運ばれて堆積したものです。

このように、粟国島は自然の美しさと独特の地形が魅力の一つです。
もちろん、それだけではありません。島内には昔ながらの沖縄の町並みが随所に残り、訪れる人々に懐かしさと安らぎを与えてくれます。また、美しい海はダイバーたちを引きつける有数のダイビングスポットとなっています。

今回はそんな粟国島の魅力あふれるスポットを紹介します!

目次

【沖縄でおすすめの島といえばここ!】粟国島の観光スポット

粟国島には、訪れる人々を魅了する観光スポットが数多くあります。
島内には昔ながらの沖縄の町並みが随所に残っています。
古い家々や石垣、風情ある通りを歩くと、時がゆっくりと流れているような感覚に。
ここでは、日常の喧騒から離れて、心地よい時間を過ごすことができます。

透明度の高い海水と豊かな海洋生物が生息する海底は、ダイバーたちにとってまさに楽園と言えるでしょう。
また、海岸線には白い砂浜が広がり、日差しを浴びながらのんびりと過ごすことができます。

ウーグの浜(長浜ビーチ)

粟国島の東海岸に位置するウーグの浜は、高さが15mほどの砂丘が発達している地域です。風によって海から有孔虫などの砂が運ばれて堆積したもので、その美しい風景は訪れる人々を魅了します。白い砂浜と透明度の高い海水は、まさにパラダイスのような景色を作り出しています。

洞寺公園(むんじゅる節の歌碑)

洞寺公園は、粟国島の文化を感じることができる場所の一つ。
公園内には「むんじゅる節の歌碑」があり、地元の伝統的な歌であるむんじゅる節を讃えています。
公園からは美しい海を一望することができ、自然と文化が融合した場所として訪れる価値があり!

自然にできた割岩「東ヤマトゥガー」

東ヤマトゥガーは、粟国島の南側に位置する観光名所です。ここは自然が生み出した巨大な割れ岩で、その造形美は圧巻です。岩の割れ目を抜けて下まで降りて行くと、まるで別世界のような風景が…

その先に広がる風景は、いわゆる「沖縄の観光地」とはまったく異なります。右奥には、数十年前まで使われていたという「簡易水道施設跡」がひっそりと残っています。その遺跡のような雰囲気は、一種のノスタルジックな感覚を覚えさせます。ちなみに「ガー」とは沖縄の言葉で井戸や泉といった意味

石好きにはたまらない「ヤヒジャ海岸」

上部の黒い部分は、玄武岩質の溶岩で、下部の灰色の部分は、火山灰が堆積した凝灰岩です。また、溶岩の熱で酸化し赤く変色した凝灰岩も見ることができます。断層により、黒い玄武岩質溶岩の隣には、筆ん崎につながる白色凝灰岩があり、岩質も色も様々な風景が広がっています。特に、3色の凝灰岩は見逃せません。

さらに、この付近では花崗岩や安山岩など、地球内部の深いところでできた深成岩を見ることができます。これらの岩石は、地球の内部で高温高圧の環境下で形成され、地表に出てきたものです。また、まれに黒曜石や真珠石といった貴重な岩石も見つけることができます。

島の南西に位置する広大な広場「マハナ」

先端は海抜約90mの高さにあり、ここからは地球の丸さを感じることができる!?

展望場所からは、西方に久米島、南方に慶良間諸島・渡名喜島、東側に沖縄本島、伊江島と、数々の島々を眺望することができます。広い空と青い海、そして遠くに広がる島々の風景は、日頃見ることのできない離島ならではの絶景です。

また、この場所は夕日の見えるポイントとしてもおすすめです。
美しい夕日を眺めることで、一日の終わりを特別なものにすることができます。

【沖縄でおすすめの島といえばここ!】粟国島の特産品?

粟国島には地元の特産品を楽しむことができるスポットもあります。粟国の塩やさとうきび、黒糖などの特産品を扱う店舗を訪れて、お土産探しもおすすめ。島の自然環境と人々の手仕事によって生まれた、粟国島ならではの特産品です。

粟国島の特産品

  1. 粟國の塩
    塩田式タワーから落ちる海水を風や太陽熱で濃縮し、更に温室や平釜で結晶させて作られる海塩です。
  2. 粟国の島マース
    カルシウムが豊富で、100g中に6000mg、鉄分も1300mg含まれています。さらに、海水に溶け込んだマグネシウム、亜鉛などの様々なミネラルが含まれています。
  3. そてつみそ
    粟国島には自生のソテツが多くあり、そのソテツの実を利用したオリジナルの味噌です。
  4. もちきびかりんとう
    もちきびと黒糖で作る手作りかりんとう。素朴な味わいで人気の商品です。
  5. あぐにようかんマーミー
    アカマーミ(あずき)が原料。ほどよい甘みでうなずける逸品です。
  6. 粟国まーじん(もちきび)
    お米に混ぜて炊いて下さい。もちもちした食感のもちきびご飯が楽しめます。
  7. 粟国島産黒糖
    粟国産の新鮮なサトウキビが原料です。風味がよくミネラル・カルシウムを多く含んでいます。

以上のように、粟国島はその自然の美しさと豊かな文化、地元の特産品など、訪れる人々を魅了する要素が満載の場所です。沖縄本島から少し足を伸ばすだけで、まったく新しい沖縄の魅力を発見することができます。

これを読んで、粟国島への旅に興味を持っていただけたら幸いです!
沖縄旅行の際には、ぜひ粟国島を訪れて、その魅力を自分の目で確かめてみてください。
きっと、新たな発見と素晴らしい体験があなたを待っています!

手ぶらでできる離島キャンプ!粟国島オートキャンプ場【公式インスタグラム】

粟国島のブルーグリーンの海、ウーグ浜をのぞみ自然豊かな環境でキャンプを楽しむことができる施設です。
しかも手ぶらでOKなのが魅力的です!冒険気分を味わえる離島キャンプ!

料金情報

入場料大人(中学生以上)400円
子ども(小学生以上)200円
小学生以下無料
キャンプサイト利用料オートサイト1区画(車1台・テント1・タープ1・定員5名)5,000円
オーシャンサイト1区画(車1台・テント1・タープ1・定員5名)4,000円
ソロキャンプオーシャンサイト1区画(車1台・テント1・タープ1・定員1名)2,000円
デイキャンプオーシャンサイト1区画(9:00~16:00)2,000円

レンタル可能用品

手ぶらでキャンプが楽しめるように、キャンプ用のレンタル用品が豊富に揃っています。セットのほか、単品の貸し出しもあります。必要なものは事前に予約することが推奨されています。

  • バーベキューセット(4名~5名):5,000円
  • キャンプセットA(Easy)(2名~5名):10,000円
  • キャンプセットB(Standerd)(2名~5名):15,000円
  • キャンプセットC(High Grade)設置込み・前日までに要予約(2名~5名まで):20,000円
  • キャンプセットSolo(1~2名用):10,000円

詳しくは公式ホームページでご確認ください

キャンプ場詳細粟国島オートキャンプ場
住所沖縄県島尻郡粟国村浜照喜名原3220番1
アクセス案内▽粟国島へ
沖縄県那覇市泊港(とまりん)よりフェリーで約2時間10分(1日1往復)※フェリーは天候・行事等で変更や欠航になる場合もございます。粟国村役場ホームページにて事前に運行状況をご確認ください。 お問い合わせ:粟国村役場船舶課 ▽粟国島オートキャンプ場へ
 粟国島フェリーターミナルより車で約10分/徒歩25分 乗合タクシー「りかりか号」
   大人(中学生以上)200円/子ども100円
 ご予約:粟国村役場
  レンタカー/レンタサイクル(要予約)
 ご予約:粟国村観光協会 

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

  • URLをコピーしました!
目次